空を自由に舞う鳥の姿
水辺をかすめる一瞬の光
夜の森で静かに息づく気配
知らない世界があることが、ただ楽しくて。
理由もなく図鑑を開き、ページをめくるたび
世界が少しずつ広がっていった、あの感覚。
空を飛んでみたい、
自由に世界を渡れたらと憧れたこと。
大人になって、
どこかに置いてきてしまった
その好奇心を、もう一度。
鳥たちの暮らしをなぞりながら、
香りで綴る小さな図鑑。
あなたの世界に、
まだ知らない羽ばたきを。

ITEM




つばめ
軽やかに空を舞うツバメと、初夏の夕暮れを思わせる香り
付けた瞬間、柑橘と木々を思わせる、深呼吸したくなるような爽やかな香りがふわっと広がります。
やがて、柔らかな甘さへと移ろい、夕暮れ時のような温かみのある落ち着きを感じさせます。

初夏の夕暮れ、まだほんのりと昼の熱を含んでいる空気をスイートオレンジで表現。
ベルガモットの爽やかさは、自由自在に空を舞う飛翔感を。
エレミやジャスミンの甘さがつばめの心地よく滑らかな軌道を思わせます。
やがて陽が落ち、夜の帳が降りる落ち着きをウッディーアンバーで表現しました。
すずめ
花蜜とやわらかい陽だまりを思わせる香り
付けた瞬間、みずみずしく澄んだ香りが広がります。
ゆっくりと花蜜を思わせるほのかな甘さに変わり、やがて紅茶のような温かさを感じさせます。

朝の公園の爽やかさと透明感のある空気感をベルガモットとリーフグリーンで、
ローズとジャスミンで春の暖かな陽だまりとすずめが楽しむ花蜜や木の実を表し、
ふわふわふっくらとした雀をホワイトムスクで表現しました。
かわせみ
澄んだ渓谷に降り注ぐ木漏れ日と水辺の静けさを思わせる香り
つけた瞬間、 水飛沫を思わせる透明感のある爽やかさがひんやりと澄んだ空気を感じさせます。
やがて、太陽に照らされた乾いた木々の気配と溶け合って、 まるで渓谷の森を散策しているかのような香りへと移ろいます。

レモンとライム、リーフグリーンにヒノキ香りを合わせ、森に囲まれた渓谷を。
清々しい爽やかな香りは夏の暑さを忘れさせるかのよう。
アクアミュゲは、かわせみが水へ飛び込む水飛沫、シダーウッドの木の香りとホワイトムスクの香りが加わり、
渓谷に降り注ぐ木漏れ日と静寂の時間を表現しました。
ふくろう
月夜の社寺林と、静かに羽ばたくふくろうを思わせる香り
つけた瞬間、冷たく澄んだ空気と夜の社寺林を思わせる香りが広がります。
やがて、スパイシーな気配が重なり、静かな集中と張りつめた空気を感じさせます。
最後は、ほのかな甘さとふわりとした柔らかさが残り、夜の静寂にそっと溶け込みます。

ジュニパーベリーやゼラニウムなどのハーバルノートが夜の森や冷たく澄んだ空気感を彷彿とさせます。
そこにスパイシーさが加わり、力強い羽ばたきと狩りを表現。
ラストはホワイトムスクやバニラの甘さも加わり、ふわふわした羽毛や樹上でじっと獲物を待つひと時を表現しました。
